素直。
『素直な心』
経営の神様と言われた方がその大切さを解かれていた言葉だ。
僕もこの言葉を気に入っていて、
ある意味での人生の岐路に於いて、
この言葉を心の中で唱えてから次の進む向きを決めてきたと思う。
最近ふと、
素直ってなんだろうと言う疑問が降って湧いてきた。
素直になるとはどういうことなのか。
少なくとも自身の野性に任せて本能の赴くまま、と言う意ではなかろう。
まず、根底に人としての倫理があっての上での素直なのだろう。
ではその上に建つものは何か。
何事に対しても疑うことなく、
信用し信頼を持つことではなかろうかと言うことが浮かんできた。
自身も含め、万物に対しても信用と信頼を以ってすれば、
人は素直になれるのであろうと思う。
逆説として、
素直になれないのは、
裏切られることを恐れているからなのだ。
素直になって裏切られると、
自身が痛くて痛くて堪らなくて耐えられなくなるからではないだろうか。
だから素直になれないのだ。
つまり、
素直さの裏には、
万物を信用し信頼して、
己を委ねる強さと覚悟を持つことを前提にしているのではなかろうか。
世は概ね悪い向きには流れていないのだと信じる強さ。
ある期間を切り出したところで、
ものの動きには『波』がある。
潮が引いている時にそのことを受け容れずにとやかく考えたところで、
正解が出るわけがないのだ。
そう想えることが、
素直な心の奥底にあるのだろうと、
僕は思う。
僕は、
信じてみようと思う。
信じたいと願う。
僕らは決して後ろには進んではいないのだと。
未来を信じて、
素直な心を持とうと改めて想うのだ。












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