巨星、堕つ。三沢光晴、逝く。
三沢光晴が本当に突然に逝ってしまった。
訃報を聞いて強い悪寒が奔ったのは生まれて初めての経験だ。
正直に言えば質の悪い冗談だと思った。
しかしこれは僕が生きている世界の現実の出来事のようだ。
僕らの近い年代の中でも現時点で最も『死』と言うものから遠い位置に存在していると勝手に認知していた者が逝ってしまう。
否、その者には僕らと違ってそう言う物すら有り得ないと根拠も無く思い込んでいた者が、だ。
例えその職業が僕ら凡人よりも生命的なリスクが高いものであったとしても。
三沢光晴は負けないし必ず勝って来た。
だからよもや黄泉に逝ってしまうなんて想像果たして想像出来るのだろうか。
スティーブ・ウィリアムスやジャンボ鶴田のバックドロップを何度も何度も何度も何度も喰らっても立ち上がって来た男なのだ。
それが今日に限って立ち上がれなかったなんて信じ難いじゃないか?!
本当に本当にいきなり唐突に逝ってしまったんだ。
三沢光晴は野井戸にすら堕ちたのでは無い。
そこに必ず在るべき地平が理不尽にも亡くなっていたんだろう。
僕らは間違いなく『折り返し地点』を確実に折り返してしまっているのだ。
プロフェッショナル・レスラーである、
三沢光晴選手に本当に本当に本当に心から冥福を祈ります。
今はゆっくりと一休みをして下さい。
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