133 posts categorized "生き抜く"

11/25/2009

IS ALL VANITY?

IS ALL VANTY?


今宵はカドマツのアルバム、
タイトル・チューンである『ALL IS VANITY』。

前にも言っただろうけれど、
この「凍結」前の悶々鬱々としたカンジが嫌いではないアタクシだ。
このアルバムから先、カドマツの世界観が内省と外省の端と端の両極に存在するようになる。
アルバム『夜をこえて』は内省化された最たる作品であると思うのだけれど、
ともかく。

『全ては虚栄だ』なんて、
これっぽっちも想ってもいない癖にこう言う歌を唄うカドマツ。
微塵も虚栄ではないと想ってもいるから目前の出来事にやるせなくなって、
そう唄うしかないんだろう。

音造りは相変わらず秀逸な仕事振り。
この頃から音の隙間を隙間として埋めてくるようになったのだろう。
『Befor the Daylight』で「てんこ盛りのカドマツ」がある頂点を迎えたと思うのだけれど、
それから徐々に「戦略的な」音の引き算が出来るようになったのだと推察される。
(これは勝手なアタクシのモウソウなのかもしれないのだけれども。コレこそ虚栄か?)

話を『ALL IS VANITY』に戻す。
この曲の間奏は本当に素晴らしい。
この間奏だけでもインストルメンタルの楽曲が一つ出来上がりそうだ。
後ろノリの
「(ん)ぱぱー、ぱーぱーん。(ん)ぱぱー、ぱーぱーん。(んっ)ぱーぱーぱーぱぁーーっ。」の
ユニゾンは涙モノ。
往年のカシオペアの『Domino Line』を想起してしまうのは、
カドマツと同世代、前後の世代特有の感覚か?
ワカンナいヤツには申し訳ないのだけれど、
これは、リアルタイムに本当に良い音楽を聴いていたからこその感覚なのだ。

本当を知ってしまっているからこそ、
『虚栄』に踊らされているある、
意味では無垢な人々に対してこの曲を書いたのかもしれない。
「凍結」して音楽世界の世捨て人になろうとしたのだけれど、
やっぱり虚栄に満ちた現世に「解凍」したカドマツ。
ボクはそんな角松敏生が造る音楽世界がたまらなく好きなんだと改めて想う。


(このハナシは虚栄に満ち充ちた、アタクシのモウソウ世界のハナシなのだけれども)

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11/20/2009

温もりのあるビジネス。

上司や先輩が慈愛に充ちているとか、
部下や後輩から慕われているとか、
取引先から感謝と尊敬をされていると言う話ではなく、
所謂『WARM BIZ』のハナシでアリマス。

ユニクロの駅ナカ店で、バカウレしている例の『ヒート・テック』を目にしました。
女性用、男性用とあり、
アンダーウエアやインナーとして上下それぞれの製品があるのですが、
目を惹かれたのは男性用の長めのズボン下。
そう、『パッチ』。
必死のパッチのパッチです。
ハヤリで言えば男性用レギンスなのかもしれませんが、
見た目はやっぱりパッチ。

お子さまの頃はパッチやタイツを履かされていたのですが、
オトナになってからは未だ経験ナシ。


ヒート・テックのパッチに挑戦してみようかと思案中の42歳の初冬の候デス。

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06/14/2009

巨星、堕つ。三沢光晴、逝く。

三沢光晴が本当に突然に逝ってしまった。
訃報を聞いて強い悪寒が奔ったのは生まれて初めての経験だ。
正直に言えば質の悪い冗談だと思った。
しかしこれは僕が生きている世界の現実の出来事のようだ。
僕らの近い年代の中でも現時点で最も『死』と言うものから遠い位置に存在していると勝手に認知していた者が逝ってしまう。
否、その者には僕らと違ってそう言う物すら有り得ないと根拠も無く思い込んでいた者が、だ。
例えその職業が僕ら凡人よりも生命的なリスクが高いものであったとしても。
三沢光晴は負けないし必ず勝って来た。
だからよもや黄泉に逝ってしまうなんて想像果たして想像出来るのだろうか。

スティーブ・ウィリアムスやジャンボ鶴田のバックドロップを何度も何度も何度も何度も喰らっても立ち上がって来た男なのだ。
それが今日に限って立ち上がれなかったなんて信じ難いじゃないか?!


本当に本当にいきなり唐突に逝ってしまったんだ。


三沢光晴は野井戸にすら堕ちたのでは無い。
そこに必ず在るべき地平が理不尽にも亡くなっていたんだろう。

僕らは間違いなく『折り返し地点』を確実に折り返してしまっているのだ。


プロフェッショナル・レスラーである、
三沢光晴選手に本当に本当に本当に心から冥福を祈ります。
今はゆっくりと一休みをして下さい。

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06/05/2009

これもある意味での節目。

バカボンのパパとタメであるのも、
今日限りなのだな。

これで、いいのだ。

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02/17/2009

割れる卵は逃げる二月を逃がすまじ。

仕事、しかしていないような気になる、
平成二十一年の二月。
睡眠と食事の時間さえも削る昨今、
今日も昼食抜きである。

なんか解せない気分。
僕も『硬く高い壁』側ではなく、紛れもなく『割れる卵』側に居るのだ。

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01/01/2009

ガンバ、ガンガ、ガンバ!

元来、
サッカーよりも野球、サッカーよりも格闘技、サッカーよりもモータースポーツが好きだ。
けれども、
先日のCWCにおけるガンバ大阪の活躍から、今日の天皇杯の決勝戦が気になっていたのだ。

15時過ぎにテレビジョンの前に座ると、画面から目が離せなくなった。
サッカーの試合は45分間全てが緊張している訳ではないので、
どうも僕の嗜好に合わなかったのだが、
今日のガンバ大阪と柏レイソルの試合はそうではなかった。
レイソルも錬れた良いチームであることはその動きで感じることが出来る。
けれど、それを上回る練習に裏打ちされた運動量とパスを回すガンバの動きに惹きつけられた。
正直なところ、
リーグ戦や代表戦を観るよりも、
この決勝戦は緊張感が高くそして麗しいゲームだと感じた(thrill & elegance)。
監督である西野朗氏と、
その監督の意図を十分理解したチームメンバーが描くフィールドの動きは、
観ていると非常に心地好い。
チームを造った西野監督とコーチ・スタッフ陣、
そしてそのチームでの信念を具現化する遠藤・明神・安田・山口・ルーカスなどの主力選手達を観ていると、
僕は純粋に「憧れ」の気持ちを抱くのだ。


「ヒーローになって来い」と送り出す西野監督とそれに応えた播戸。
こんなことを大舞台の延長戦後半でされちゃうと、まいっちゃうよね。


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二千九年ノ御挨拶。

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本年も引き続き変わらぬ替わらぬ代わらぬご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

 2009年 元旦 杜松之樹新月。 拝

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12/08/2008

我に呆れて。

我に呆れて。
定期券を更新する手続きの時間も惜しくて、
JRについては切符を使っている。
私鉄や地下鉄ならばポスト・ペイのPiTaPaを使うのだけれど、
チャージの必要なICOCAは使えていない。

で、昨夜。
慌てて電車の乗り降りをした挙げ句、
無くしてしまいましたよ、切符。


物が手に収まらない己が性質に、
我ながらガッカリだわ。

あぁそらはこんなにアオイのにぃ。

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10/01/2008

消失。

消失。
友人が亡くなった。

ある日、突然に、忽然と。
主を失ったその場所は、ただ一つの事を除いて変わらない。
そう、主であるその人がもうそこに居ないと言うことを除いて、
何も変わっていない。
その本は開かれること無く今の場所に在り続けることが可能なのだ。
それは喪失ではなく、その前の消失なのだ。

その後に想像も出来ない喪失が訪れる。
僕らはその暴力的な雨風をただぢっと身を屈めてやり過ごすしか無いのだろう。
ただぢっと身を小さく小さく屈めて、だ。

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09/23/2008

今、此処に在る、時代の終焉。

昭和42年生まれの僕にとって、王貞治さんは野球界の「偉人」として存在し続けた。
長嶋茂雄さんの引退が昭和49年。長嶋さんは選手と言うよりむしろ監督と言った方が、僕にはしっくりくる。
王さんは僕が幼い頃でも「偉大な選手」だった。
756号、800号のホームラン記録の熱狂は実感として僕の中に残っている。
ピンクレディーの歌の中でも王さんは「背番号1のスゴいヤツ」だ。

王さんが引退して、巨人軍の助監督になり、監督に昇格し、
巨人軍を追われてホークスの監督になる。
それは僕が田舎の子どもから、まずは心の自律して故郷を出て、
そして職に就き本来的な自律をしていった経過と共にあった。
王さんの熱狂的なファンでは無くても、必ず王さんは「現役」として居られたのだ。

その王さんがとうとう現役を退く。
時代の終焉を実感し、言いようも無い喪失感が今、此処に在る。

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